台湾の締めは優しい1杯

最終日も朝6時に起床した。この日は11時30分のフライトなので、のんびりしている余裕はない。
大渓から桃園方面へ向かい、さらにバスを乗り継いで空港を目指す。所要時間は2時間弱。慣れたとはいえ、やはり大渓は空港からそれなりに距離がある。



空港に到着すると、オンラインチェックインを済ませていたこともあり、そのままスムーズに出国できた。
時間にも余裕があったので、まずは朝食を取ることにする。選択肢はそれほど多くなかったが、台湾料理系の homee kitchen で薬膳野菜麺(≒1,300円)を注文。
運ばれてきた麺は実に優しい味わいで、朝食にはちょうどいい。具材の中には肉のようなものが入っていたが、おそらく豆腐系だと思う。
慌ただしく始まった最終日だったが、帰国前にほっと一息つける朝食となった。
台湾グルメについて考えたこと
今回の旅を通じて改めて感じたのは、台湾の食事は外食が続いてもあまり体に悪そうな気がしないこと。
前日に食べた豆干もそうだった。様々な具材が入っていたが、その多くは豆腐や麩で構成されている。ここならヴィーガン生活もいけるかもしれない。
もちろん台湾にも揚げ物や高カロリーな料理はたくさんある。それでも全体としては、素材そのものを活かした料理が多い印象を受ける。
一方、日本の外食はどちらかといえば非日常の側面が強い。そのため、塩分や油分をしっかり効かせた、中毒性のある味付けの料理も少なくない。
どちらが良い悪いという話ではなく、単純に外食文化の違いなのだろう。ただ、少なくとも年に一度くらいは台湾グルメツアーに来る必要があると痛感したのが今回の旅。
セントレア初上陸──空港から海を渡る


台湾を後にしたら、次の目的地は伊勢神宮だ。そのため帰国先は東京ではなく、名古屋の セントレア空港。そしてそこから宿泊地の 津 まで船で向かう。
初めて訪れたセントレアは思った以上に面白かった。空港内にはちょうちん横丁という飲食店街があり、歩いているだけでも楽しい。銭湯まであったので、時間に余裕があればひと風呂浴びていきたかった。


空港内をぶらぶらして時間を潰しているうちに、あっという間に乗船時間になった。高速船乗り場へ向かい、津行きの船に乗り込む。
船は中型船ながら座席もしっかりしていて快適だった。小雨に濡れた窓越しに海を眺めていたら、気付けば津に到着していた。
所要時間は約45分。条件が合えばかなり便利な移動手段だと思う。
津の夜は三重名物でひとり飲み





津港からはバスで津駅へ向かい、そのままドーミーインにチェックインした。
お腹がかなり減っていたので、荷物を置くなりすぐに夕飯探しへ出発。しかし駅前を歩いてみても、なかなかこれという店が見つからない。
小雨を浴びながらしばらくうろうろしていると、「三重を食べる」といった趣旨のキャッチフレーズを掲げた庵JUJUという居酒屋を発見した。
ネットで調べると人気店だが、運良くカウンター席は空いていた。メニューを見る限り三重は海鮮推しらしく、ウツボの唐揚げやマンボウのホルモンなど、なかなか攻めた料理も並んでいる。
とりあえず最初は無難に刺身の盛り合わせと名物の津ぎょうざを注文し、ひとりで乾杯。その後も何品か追加で頼み、気が付けばすっかり満腹になった。
色々頼んでお会計は5,000円程度でコスパは非常に高い。津を再訪する機会があればまた来たい。

ほろ酔いで気持ちよくホテルへ戻ると、嫌なものを見つけてしまった。それは、
ドーミーイン名物の夜鳴きそば。
食欲は全くないのだが、それでも「無料で食べられます」と言われると、なぜか食べてしまう悲しい性。このホテルが何のためにこのサービスを続けているのか分からないが、トッピングのあおさがいいと思う。