猿島BBQ / Sarushima Barbeque Party

みかさ [by iPhone4]
空 [by iPhone4]
猿島 [by iPhone4]

連休2日目は、幾多の仕切り直しを経て猿島へ。どうにか人数も集まって、それなりのBBQ体制を敷けた。ところが1名遅刻に加えて、三笠桟橋への道を人に尋ねたら逆方向を教えられるというアクシデントが相次ぐ。何故、猿島は僕を遠ざけるのか。幸運にもこの時期は船が常時出ていたため、少しの遅れで猿島へ出発できた。どこから吹いてくるのかわからない船上の潮風が心地よかった。


火 [by iPhone4]
太陽 [by iPhone4]
落書き [by iPhone4]

BBQができる海岸は、既に所狭しと半裸の人々が楽しんでいて、ほとんど場所がなかった。僕たちは無理やり場所を確保して、急いでBBQを開始。そして、強風に煽られながら、とりつかれたように肉を焼いて胃の中に流し込んだ。隣はスピーカー持参で大音量でクラブミュージックを流してお祭り騒ぎ。レゲエを聴きながらまったりしようと思っていたが、とてもそんな状況ではない。海に足を浸してみたら、海の水はまだ冷たかった。


通り [by iPhone4]
階段 [by iPhone]
海 [by iPhone4]

BBQが一段落した後は、猿島散策。緑と湿気に包まれながら、弾薬庫など軍事施設跡を見て回った。が、時間もないので序盤だけ。季節外れにもう一度来て、ゆっくり島を回りたいところ。海岸に戻ったら、父親が「ワイルドはもう終わりだぜ~」と子供に言っていた。


人々 [by iPhone4]
鳶 [by iPhone4]
海 [by iPhone4]

散策から戻ると、もう片付けの時間。最終の船が午後5時のため、3時過ぎには片付けをしないといけない。夕方に近づくにつれ、餌を探すトンビの群れが増えてきた。買いすぎた肉を是非とも彼らにあげたい。片付けが終わり船に乗ろうとすると、既に長蛇の列が出来ていた。日差しのせいでひりひりする顔と腕を気にしながら、僕はトンビの群れを眺めた。落とした砂まみれのソーセージは、今頃彼らに食べられているだろうか。

短い船旅を終え、本土へ降り立った。念願の猿島BBQは無事に終了。レンタルできずに急遽買ったBBQ用コンロを抱えながら、僕はアウトドア人間になろうと決意をした。この決意は、家に着いて風呂に入ってまったりするまで、真っ赤な炭のように僕の心の中で熱を帯びていた。家に着いて風呂に入ってまったりするまでは。

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