品川神社例大祭 / Festival in Shinagawa

雨の品川神社、十年越しの縁日

神輿 [by iPhone4]
品川神社 [by iPhone4]

一昨日の日曜日、友人と10年以上ぶりに品川神社の縁日へ行った。

空はあいにくの雨模様。テンションを上げるには少々湿度が高すぎたが、この季節のお祭りに雨はつきもの。

提灯に囲まれた石段を登って、賽銭箱の前に立って手を叩く。が、お願い事が何も出てこなかった。ノープラン参拝もまたよし。

参拝を終えた後は、周囲の写真をひたすら撮った。提灯、石段、社殿、雨に濡れた境内。すると友人が一言。

日本文化に興味津々の外国人にしか見えない

男2人、縁日の淡い記憶

輪投げ [by iPhone4]
水笛 [by iPhone4]

娯楽系の出店は、昔とほとんど変わっていなかった。輪投げ、射的、宝釣り。大きく変わったことがあるとすれば、景品に新しいゲーム機が加わっていることくらいだろう。

子供たちの背中を見て、自分もひとつ遊んでみようかと思うも気持ちにブレーキがかかる。もし要らないものをもらったらどうしようという気持ちが先立ち一歩踏み込めない。

人は無邪気な冒険心を悪魔に売り渡し、代わりに経験をもらうことで大人になる。


お祭りに来ているのは、大半が10代だった。浴衣を着た女子のグループが、少し距離を置いて男子のグループと話しているのが見えた。

その微妙な距離感が、なんともいい。人の行き来に合わせて淡い恋心も交錯する縁日。高校の頃、なぜか男友達と2人で地元のお祭りに行き、「何で男同士で来たんだろう」と互いに嘆いたあの頃を思い出した。

雨の神輿と青のりの記憶

神輿 [by iPhone4]

出店をひと通り眺めた後は、神輿を見るために場所を移動した。すると、雨が強くなってしまったため、近くの軒下に無理やり入り込んで待機。

しばらくすると、遠くから野太い掛け声が聞こえ始めた。声は少しずつ大きくなり、神輿が蛇行しながら姿を現した。

近くで見ると、これがなかなかの迫力だった。担ぎ手たちの声と足並み、揺れる神輿、雨粒をはじく熱気。こちらはおばさんたちに紛れ、隅っこからこっそり写真撮影。


お面 [by iPhone4]
射的 [by iPhone4]
橋 [by iPhone4]

神輿を見た後は、出店を眺めながら荏原神社へ。祭りはそろそろ終盤に差しかり、さっきまで威勢よく客を呼び込んでいたお店も、少しずつ店じまいの準備を始めている。

人の流れもゆるやかに散り始め、通りは閑散とし始めた。客足が引いた縁日には、名残惜しさと侘しさが忍び寄る。

雨の祭りも、これはこれで風情があっていい。そんなことを思いながら、友人と別れた僕は、歯についた焼きそばの青のりを気にしながら京急線で帰途についた。

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