水カン目当てにはるばる掛川




体調がいまひとつだったこの日は、水曜日のカンパネラ のライブへ。とはいえ、前日までを思えば声が出るようになっただけでも十分な進歩。
夕方、急いで 掛川 まで向かい、会場のある菊川へ。椅子付きの会場は意外と悪くなかったが、ライブの内容は前回観た時とほぼ同じで少々がっかり。それでも、詩羽をかなり近い距離で見られたのは収穫だった。
ライブ後は、静岡旅行の恒例行事となりつつある「流れ鮨」へ。お通しの小鉢の正体がわからず、板前さんに聞いてみたところ、「お通しはビールと一緒に飲む小鉢です」と返答された。
そこじゃない。
掛川城、現金のみの旅情





翌日はそのまま帰るのももったいないので 掛川城 へ。正直そこまで期待していなかったが、これが意外とよかった。
高台にある天守閣からの眺めはいいし、二の丸御殿には空間を活かしたミニマルな機能美を感じることができた(ちなみにここは全国に4ヵ所しかない現存する城郭御殿らしい)



特によかったのは、茶室で抹茶をいただけたこと。城を見たあとに背筋を伸ばして一服すると、急に自分が教養ある真人間になった気がする。単に抹茶を飲んだだけなのだが。
茶室には、アメリカ人女性がひとりで来ていた。少し日本語も話せて、帰りにお土産を買おうとしていたが、支払いが現金のみで諦めていた。
あれは買ってあげればよかったかな、と後になって少し思う。旅の後悔は、だいたい大事件ではなく、こういう小さな場面に潜んでいる。
うなぎで締める掛川遠征

帰りは「うな専」とううなぎ屋へ。開店前から店頭で待機し、気合い十分で注文したのはうな重と肝焼き。
運ばれてきたうなぎは身がしっかりとしていながら、口に入れるとふわふわ。高級感狙い(?)のメロンが余計だったが、それを差し引いてもやはり静岡のうなぎはうまいと再確認できる一食だった。
こうして掛川への遠征は終了。振り返れば城も見て、ライブも観て、最後はうなぎで締めるという、なかなか贅沢な旅になった。これで静岡県の主要都市はだいたい回った気がする。