仁寺洞の韓国カフェでひと休み






美術館を後にし、そろそろカフェで休もうかと思ったものの、周囲の店は 若者たちで大混雑。静かに過ごせる場所を求め、ホテル近くの 仁寺洞(インサドン)へ戻ることにした。
仁寺洞は、骨董品店や韓国レトロな飲食店が並ぶエリア で、都会的なソウルとはまた違った雰囲気を持っている。そんな中、僕たちが選んだのは トラディショナルな韓国カフェ。
運ばれてきたのは、甘々なドリンクと、甘々なスイーツ。
この甘さが疲れた体に染み渡り、(血糖値スパイクによって一時的に)すっかり元気になった。
北村の隠れ家で味わう、絶品ポッサムとチヂミ







夕食は、韓国の名物料理・ポッサム を出すお店へ。
向かったのは安国の北側に位置する北村(プクチョン)エリア。ここは落ち着いた雰囲気が漂い、おしゃれな 隠れ家的な店 も多そうなエリアだ。
到着したときには ラストオーダーの時間を過ぎていた ものの、お店のご厚意で入れてもらえることに。ありがたい。
注文したのは 無難そうなポッサムセット。ポッサムとは 豚のバラ肉を蒸した料理。つまり、基本的に毎食、同じものを食べている ことになるのだが、豚肉はおいしいので問題なし。
しかし、この日の MVP はポッサムではなく チヂミ だった。
セットの一品として出てきたのだが、これが 日本で食べたことのないレベルのクオリティ。具材がたっぷり詰まっていて、全員が 「これ最高!」 と絶賛するほどだった。
「チヂミ熱」の暴走、そして広蔵市場での誤算






チヂミ熱 が冷めない僕たちは、さらにチヂミを求めて 広蔵市場(Kwangjang Market)へ向かうことに。聞くところによると、芸能人が絶賛したチヂミ があるらしい。
しかも、ちょうど市場には 韓国人の部下が「絶対食べてほしい」と推していたねじりドーナツ もある。これは一石二鳥だ。
タクシーを降りると、目の前には まさかの長蛇の列。並んでいるのは、まさかの ドーナツ屋さん だった。
そんなに人気なのかと思いつつ、僕は若い女性たちに紛れて列に並び、その間に友人たちは チヂミの名店 を探すことにした。
そして、ドーナツを無事購入し、ワクワクしながら彼らに合流すると…
──そこには、鬱々とチヂミをつつく友人たちの姿が。
期待のチヂミは、 ざく切りの玉ねぎが入っているだけの ただの炭水化物の塊 だったのだ。
さらに話を聞くと、どうやら 閉店間際の店に無理を言って入れてもらった らしい。申し訳なさと、チヂミへの失望で 気まずいことこの上ない。
ちなみに、ねじりドーナツの方はというと、給食で出てきたようなどこか懐かしい味。つまり 至って普通。これがなぜ若者にバズるのか、全く理解できなかった。
後日、この話を部下にしたところ、あれは 豆で作る別の種類のチヂミ で、肉入りのものがおすすめ らしいことがわった。
どうやら 完全に勘違いしていた らしい。とはいえ、これを知ったところで 僕たちが将来この店を再訪する確率は極めて低い。
酔っ払いの夜は終わらない



なんだかんだで、おいしいポッサムを堪能し、市場の雰囲気も味わえて、総じて僕たちは大満足。
そして、最後に一杯くらい飲もうと、ホテル近くのバーへ立ち寄ることに。結果、ワインを1本空け、いい感じに酔いも回った。
「さて、ホテルに戻るか」と帰ってきたところで、なぜか ホテル前のコンビニの入り口にあるテーブル席 に吸い寄せられる一行。
「もうちょっと飲もうよ」と まさかの飲み直し開始。
この時期は 暑すぎず寒すぎず、外飲みにぴったりの気候。夜風に吹かれながら、チューハイ片手に、どうでもいい話で盛り上がった。
僕は1杯で切り上げてホテルへ戻ったが、他のメンバーは 日付が変わってもなお飲み続けていた。
恐るべき体力。
見習うべきかどうかは分からない。