ソウル / Seoul Part.2-2 (聖水洞-梨泰院)

午後はソウルのトレンドエリア、聖水洞へ

聖水洞 [by iPhone]
ネコ [by iPhone]
Kith Seoul [by iPhone]
聖水洞 [by iPhone]

ランチの後は、友人が調べてくれた 聖水洞(Seongsu-Dong)へ向かうことに。ここは街全体をリノベーションしたエリア で、おしゃれなカフェやセレクトショップがひしめくソウルのトレンド発信地らしい。ファッションからアートまで、自己主張強めなショップが乱立していた。

しかし、問題がひとつ。

僕たちは、40代半ばの男4人組である。こんなスポットに溶け込めるわけがないので、洗練されたショップを横目に、観光客オーラを撒き散らしながら颯爽と駆け抜けた。

若者たちの最先端カルチャーを一瞬だけ体感し、そっと日常へ戻る。それが大人の観光スタイルなのかもしれない(言い訳)。

聖水洞の隣、コンテナ街「Under Stand Avenue」へ

Under Stand Avenue [by iPhone]

聖水洞の西側に、Under Stand Avenue というコンテナで作られたエリアがあることを知った。コンセプトもユニークだし、写真で見る限り雰囲気も良さそう。これはちょっと立ち寄る価値がありそうということで、そのまま足を延ばしてみることにした。

しかし、到着してみると、想像よりも規模が小さく、何となく余った土地に作ったような間に合わせ感が強い。悪くはないのだが、弾丸旅行の貴重な時間を割いてまで訪れるべき場所かと言われるとやや微妙。

とはいえ、コンテナを活用したアート&カルチャースペースというアイデア自体は悪くない。

歩き疲れてカフェで一服

西村 [by iPhone]
テオ書店 [by iPhone]
Hermann’s Garden [by iPhone]

コンテナエリアまで思った以上に歩いたので、ここでタクシーに乗ってカフェ休憩を挟むことにした。目指したのはデンマーク風のカフェだったが、まさかの満席だった。

仕方なく近くのカフェを探して、たどり着いたのは紅茶推しの上品なカフェ。ひとり旅の時なら、こんな品のあるカフェなんて絶対に選ばない。その意味では、これも仲間で旅をする醍醐味。

途中で景福宮に寄り道

景福宮 [by iPhone]

夜の予定に向けて、一度ホテルに戻ることに。タクシーを拾う道すがら、ふと地図を見ると 景福宮(Gyeongbokgung Palace)がすぐ近くにあることに気付く。せっかくなので入り口だけでも見ておこうという流れになった。

景福宮は、李氏朝鮮の始祖が築いた壮大な宮殿。昼間なら観光客で賑わっているスポットだ。しかし、すでに閉館直後だったため、門の前は驚くほど閑散としている。それでも、韓国ドラマの影響なのか、チマチョゴリを着て歩く女性たちの姿がちらほらいた。

ここまで来たなら中にある民俗博物館もじっくり見たかったが、それは次回に持ち越し。今回は入り口で写真を撮るだけで、名残惜しくもホテルへと向かった。

夜は本場のサムギョプサル

永登浦 [by iPhone]

夜は、韓国人の部下がおすすめしてくれた マグッカンセンコギ というサムギョプサルのお店へ。場所は 永登浦(ヨンドゥンポ)。ソウル中心部から漢江を渡った南側に位置するエリアだ。

お店に向かう途中、通りには派手なライティングの飲食店がずらりと並ぶ。焼肉、海鮮、鍋料理、ここにいたらあらゆる種類の韓国料理が食べられそうな気がする。

このお店のサムギョプサルは店員さんがすべて焼いてくれるスタイル。つまり、肉の焼き加減を気にせず、ただ待って食べるだけという最高のシステム。付け合わせの野菜や薬味はセルフで取り放題になっている。

脂の乗った豚肉がおいしく、酒と会話が弾む。昼に食べたフレンチも素晴らしかったが、やはり韓国に来たら本場の韓国料理に限る。韓国にいることをしみじみ感じながら、最高の夜は更けていった。

梨泰院の裏路地で、まさかのアー写撮影会

梨泰院 [by iPhone]

食後は、ソウルのナイトスポット、梨泰院(Itaewon)へ向かった。

基本的に全員が音楽好きなので、このメンバーで海外に行くとクラブに行くのが通例。しかし、僕はよほど目当てのDJでもいない限り、夜は寝たい派なので、今回はパスすることに。

夜の梨泰院をぶらぶら歩いていると、グラフィティまみれの裏路地を発見。壁一面に描かれたストリートアートがいい感じに無秩序でクール。

これは雰囲気がいいということで、何故かここで 全員のアー写(アーティスト写真)を撮ることになった。わざわざポーズを決めるのは恥ずかしいが、男4人でゲラゲラ笑いながら撮り合うのは面白い。ノリは完全に修学旅行。

梨泰院のハロウィン事故現場へ

事故現場 [by iPhone]

梨泰院といえば、おととしの ハロウィンで起きた悲劇的な事故。その現場が近くにあることを思い出し、足を運んでみた。

しかし、そこには事故の面影を残すようなものは何もなかった。昼間の梨泰院は観光客で賑わう場所だが、このエリアに足を踏み入れるとなぜか急に人通りが少なくなる。単に時間帯の問題なのか、人々が無意識に避けているのかは分からない。

しかし、この狭い通りをこの目で見ると、159名もの人がここで亡くなったという事実が、にわかに信じがたくなる

熱気に包まれた梨泰院のクラブストリート

梨泰院 [by iPhone]

クラブが密集する通りは、すでに別世界のような熱気に包まれていた。

妖しく輝くネオン、フロアから漏れ出る規則的なベース音。通りを歩くだけで、 軽い陶酔感を味わうことができる。何度か通りを往復し、20代だったらこの街はさぞ楽しいだろうなと思いつつ、駅に向かった。

ちなみに、僕はここからホテルへ戻るが、残りの3人はドイツから来るDJを観に行く。前言撤回──

40代でも楽しめる人は、この街をしっかり楽しめる

結局、夜遊びは年齢ではなく、気持ち次第。梨泰院のこの狂騒と陶酔の空間は、年齢を超えて楽しめる人のためにいつでもオープンなのだ。

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