郷愁と中庸の肉まん




昨日は、友人を観光案内するために 横浜 へ行った。まず向かったのは山下公園。海沿いの定番コースを歩き、そのまま 氷川丸 という貨客船を見学した。
この船は、三菱グループの日本郵船が1930年に作った巨大な貨客船とのこと。なるほど、船内の客室が自分の部屋より豪華 なのも納得できる。






横浜らしい景色をひと通り浴びたところで、少し遅めの昼食へ。行き先はもちろん横浜中華街。観光案内としても、ここを外すわけにはいかない。
中華街に入って最初に目に飛び込んできたのは「世界チャンピオンの肉まん」。久しぶりに食べてみると、相変わらず普通の味。中国の伝統的思想である 中庸の徳の商業的実践 と言えなくもない。
この中華街は、昔、横浜でライブをしていた頃によくぶらぶらしていた場所でもある。だから歩いているだけで少し懐かしい。郷愁を片手に肉まんをほおばりながら歩くと、客引きの騒がしい日本語までどこか心地よく聞こえてくる。
観覧車と楕円の芸術

中華街でお腹を満たした後は、観覧車へ向かった。すでに歩き疲れて、足はほぼ棒。
きれいに光る観覧車を目の前にしたら、しょぼいアーティスト魂に火が付き、カメラのブレを利用した撮影をしてみた。すると、思いがけず芸術的な写真が撮れて、ひとりで大はしゃぎ。楕円形の魅力。
観覧車から見下ろす横浜は、文句なしに素晴らしかった。港、ビル、光、夜の空気。その全部がきれいに重なっていて、iPhone程度のカメラではとても表現しきれない。
いや、仮に一眼レフを持っていたとしても、きっと表現しきれなかったと思う。主に僕の実力不足が原因で。