





初詣は池上本門寺。信心深くない割りに初詣は欠かさない。つまるところ、正月は暇。
参拝客で賑わう参道を歩いていると、屋台の列にドネルケバブの店が混じっていた。国際化の波が元旦にも来ている。
珍しさもあって、ケバブをひとつ買ってみた。100円を3枚、50円を4枚という変則的な支払いをしたにもかかわらず、店員のトルコ人は 一切確認をせず「チョウドイタダキマス~」と言っていた。トルコと日本の絆がこんな所に。単に確認が面倒だったという可能性は考えないことにする。
帰り道、近くに梅園があるらしいので立ち寄ってみることにした。ところが入り口には「正月休園」の無慈悲な看板。
無駄足を悔いつつ戻ると、梅園への道を調べている家族を見かけた。新たな犠牲者、ここに現る。しかし、僕は彼らに何も告げなかった。何故なら、人は傷付いて初めて成長するものだから。