お洒落なカフェから誰が買うのか分からない骨董屋まで無節操に立ち並ぶ荷李活道 [Hollywood Road] を散策。違う種類のパズルを無理やり組み合わせような街の雑然さ。これが香港の魅力のひとつ。
上環近くにある西港城という西洋建築の中に満記甜品 [Honeymoon Dessert] があったのでここで一服。このチェーン店で「Mango Sago」を食べるのが儀式のようになっているが、今回は珍しくイチゴのデザートを選んだ。店内の冷房が効きすぎていて、汗が引くというか凍る感覚。
尖沙咀に戻って時計台と海の向こうの香港島を観賞。観光客目線で言うと、香港を代表する場所は間違いなくここ。海に殺到するかのような高層ビルの群れは壮観。
夜は元同僚とその彼女と潮州料理で乾杯。ガチョウの鹵水煮や牡蠣のかき揚げに舌鼓を打ちながら、お互いの近況を報告。彼は前職のキャリアを活かしたを仕事をしていて、今度出張で日本に来るらしい。年も国籍も会社も違うのに、こうして再会できる人生の不思議。年を取るのも悪くない。
締めはローカルで流行っているというデザートショップへ。彼らに言わせると満記甜品は「Touristic(観光客向け)」らしい。紫芋の入ったココナッツベースの優しい味に大満足。最後は記念撮影をして、次は日本で会おうと固く約束をして僕たちは別れた。