今週は香港出張。寒すぎず暑すぎず、気温も人々も平凡穏やか。今週は仕事も立て込んでいないので、職場のある新蒲崗界隈を満喫しようと決めた。まず行ってみたのは鳳徳公園という公園。人口の滝や謎の塔があったりとなかなか侮れない。そして、塔の後ろには真昼間からキスをしまくる中年カップル。
職場最寄りの鑽石山駅 [Diamond Hill] のそばに、南蓮園池という庭園がある。小奇麗でいかにも観光者向けな庭園だが、朝方は人も少なくいい雰囲気だった。同僚の香港人に聞いてみたら、行ったこともないし興味も無いとのこと。東京に住んでいる人間が東京タワーに行かないのと同じ原理。
最後は滞在している馬鞍山。サービスアパートの前に長いプロムナードがあり、それが馬鞍山公園に繋がっている。日本に比べて香港の人は公園をよく利用する。ただ座っている人、運動する人、シートを敷いて昼食を取る人、太極拳的なことをする人、実に様々。この公園には馬鞍山に住む人々の生活が圧縮されている。
おまけ。香港にいるといつも買ってしまうのがLay’sのポテトチップス。不親切な固めの食感と無駄に高い塩分がジャンクフードの王道を行く。サイズも大きく、ダイエットと真逆の方向に進んでいることに動揺を隠しきれない。
そして、香港で最もポピュラーな蒸留水、Watsons Water。ペットボトルのものはキャップが滑らかな三角錐になっている。駅で女の子がこの三角のフタをコップ代わりにして飲んでいる姿の見て、利便性と上品さに恋のようなときめきを感じてしてしまった。変態。