北京 Part.3-2 (三里屯)

ランチはお腹に優しい水餃子

頤和園にはまだ見どころが残っている。が、これ以上粘ると本当に一日が終わってしまいそうなので、ここで切り上げる決断をした。

案の定、出口まで迷いに迷って無事に脱出。気づけば時計は午後2時手前で、さすがにお腹も減ったので、駅前で昼食を取ることにした。

駅前には飲食店が山ほどあるが、基本的に辛そうか、油が多そうの2択。そんな中、通りの端に見覚えのある看板を発見した。上海で行った 喜家徳 だ。

ここなら水餃子メインで(おそらく)胃に優しいので迷わず入店する。注文したのは水餃子と海鮮系の鍋。ここはちゃんと「不辣」が選べるのがありがたい。

味はもちろん文句なしで、水餃子のツルツルとした食感が心地いい。日本にも是非上陸して欲しい。

夜の北京、三里屯へ

三里屯 [by iPhone]
カフェ [by iPhone]

ホテルで一服して体力を回復させたら、夜の北京に繰り出すことにした。昔行った 王府井の屋台街 も見たいし、昼とは違う北京の顔も見ておきたい。

AIに聞いてみると、三里屯 にいいカフェがあるらしい。ということで、まずはそこを目指してみることにした。

駅を降りると、拍子抜けするほど何もない。だが人の流れについていくと、突然ギラギラした都会的なビル群が視界に入ってきた。

例えるなら六本木と渋谷を足して2で割ったような場所。ハイブランドから若者向けまで、商業施設が密集している。つまり、海外に来た面白味は全くない。

BEAMSやStüssyもあったので少し覗いてみたが、店内はしっかり客が入っていた。この様子を見る限り、政治的な摩擦がどうこうという話は、少なくとも庶民の消費行動には関係なさそう

さて、肝心のカフェはというと、確かにあちこちに点在はしている。ただ、探し回るのが面倒になり、近くのアパレル併設のカフェに入ることにした。

店員の対応は丁寧で、ラテアートもきれい。気取らず、落ち着いた空気で悪くない。結局ここで、ゆっくり読書しながら、北京のささやかなナイトライフを満喫した。

王府井で感じる諸行無常

通り [by iPhone]
屋台街 [by iPhone]
屋台街 [by iPhone]
王府井 [by iPhone]

最後はやはり屋台街だろうと思い、王府井へ向かった。最寄り駅から外に出て少し歩くと、当時と変わらない光景に思わず足が止まる。

メインストリートの雰囲気もほとんど変わっていない。初めて北京を訪れたときの緊張と高揚感が蘇ってきた。

屋台街の場所も身体が覚えていた。手前のビルまで行き、左に曲がる。すると衝撃の光景──

そこにあるのは門だけだった

奥は漆黒の闇で、人の気配は一切ない…。休業という雰囲気ではない。完全に、もぬけの殻。楽しみにしていただけに、ショックは正直大きい。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。北京のど真ん中で、この言葉を思い出すとは思わなかった。

12時間睡眠の代償

仕方なくホテルへ戻り、近くの 魏家凉皮 で夕食を取ることにした。ここはいわゆるファストフード店。

夜も遅いし、看板メニューの涼皮は辛いので、肉夹馍と、甘いデザート風のスープを注文した。これでだいたい600円。

この肉夹馍、広州でも食べたことがあるが、やはりおいしい。痩肉(脂の少ない赤み肉)を選べるのもいいし、肉しか入っていない潔さが気持ちいい。


部屋に戻り、シャワーを浴びてベッドに入ったものの、まったく眠れない。目が冴えて、ショート動画閲覧が捗って仕方ない。

そこで思い出した。昨日、自分は北京で12時間も寝ている。そりゃ眠れるわけがない。ある意味、ここで眠れないという事実は、体力が戻ってきた証拠とも言える。

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