ベトナム料理試食会 / Home Party with Vietnamese Friends

迷子から始まるベトナム料理試食会

通り [by iPhone4]
下高井戸の市場 [by iPhone4]

本日は、ベトナム人主催のベトナム料理試食会。下高井戸へ向かうはずが、うっかり小田急線に乗り込むという痛恨のミスを犯した。

それでもどうにか無事到着。新宿より西側にはほとんど縁がないせいで、小田急と京王の区別がまるでつかない。路線図の迷宮を抜けた時点で、すでに一仕事終えた気分だった。

料理開始、ただし完成は…!?

駅で友人と合流した後、西友で野菜とエビを買い込み、会場となる友人宅へ向かった。ドアを開けると、床も使った慌ただしい料理の準備がすでに始まっていた。

そんな中、僕ともう一人の友人は何もできずにただ座って眺めるだけ。ちなみに集合は正午前だったのに、料理が完成したのは 午後3時前。侮れないこの時間感覚。これがベトナム時間かどうかは分からない。

料理 [by iPhone4]

この日のメニューはサラダと粉ものが中心。主役はなんといっても、バインセオ(ベトナム風お好み焼き)。洗濯カゴに盛られたレタスで巻いて、ニョクマムをたっぷりつけて食べるとおいしい。

あとは、おつまみにレモンを豪快に絞って食べる辛口ビーフジャーキーと砂肝のから揚げ。これがベトナム料理と関係あるのかは永遠の謎だが、おいしければ何でも正義。

最後はサイケなゼリーと極甘コーヒー

デザート [by iPhone4]

締めはベトナムコーヒーとデザート。何の食べ物か分からないほどサイケデリックな色彩を放つ物体は、友人の手作りゼリーだった。お風呂のイスに見えないこともない。

見た目のインパクトから味も派手だろうと思いきや、口に入れるとほぼ無味無臭 という超・上級者向け仕様。だがこれが、激甘のベトナムコーヒーと合わせると妙にバランスが取れていた。

余談──弁当の影にある現実

今日の主催だったベトナムの女の子2人はルームシェア生活をしている。

話を聞けば、彼女たちは 生活費を賄うために川越まで通って夜勤でお弁当を詰める仕事 をしているらしい。しかも、交通費は自腹。あまりに劣悪な条件に、思わず言葉を失った。

その2人は、日本語がほとんど話せないため、選べる仕事が限られてしまうのだ。僕らが気軽に手に取るコンビニ弁当の裏側に横たわる湿っぽい現実…。便利さが生まれる背後には、不便さを強いられる人々が常にいるのだ。

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