上海 Part.1-2 (豫園&外灘)

ザ・中国!豫園エリア

流線形 [by iPhone]
豫園 [by iPhone]
九曲橋 [by iPhone]

ホテルで体の熱を冷ましてから観光へ出発。近場の観光地に行ってみようと 豫園 周辺へ行ってみた。

豫園は明代の庭園で、周辺には観光用に整備された 豫園商城 という伝統的な中国建築が密集するエリアがある。肝心の庭園は残念ながら、もう営業時間は終わっていた。

最寄り駅を降りると、いきなり目の前に広がるのは 明の時代にタイムスリップしたような箱庭の世界。大通りには露店がずらりと並んでいて、ナイトマーケットのような楽しみ方もできる。

正直、庭園を見なくてもここだけでも十分満足してしまった。建物のスケール感が圧倒的で、中国の貫録を見せつけられた気がした。ベタ中のベタだが、やはり一度は訪れるべき場所だと思う。

ちなみに何かのアニメのコラボ中らしく、九曲橋という池の周辺には割と本気目のコスプレイヤーが何人もいた。

外灘にみるヨーロッパの残響

通り [by iPhone]
外灘 [by iPhone]
外灘 [by iPhone]
外灘 [by iPhone]
外灘 [by iPhone]
人混み [by iPhone]
教会 [by iPhone]
建物 [by iPhone]

豫園の後は、そのまま黄浦江沿いを北上して 外灘(バンド) というエリアへ。

歩くにつれて街並みがだんだんヨーロッパ風になっていく。この一帯はアヘン戦争後に欧州勢力が駐屯した歴史があり、その名残が建物に色濃く残っているのだ。

名物といえば対岸にそびえる金融街の高層ビル群。しかし正直なところ、センスに欠けるビルより、ライトアップされたヨーロッパ建築群の方が断然魅力的に映った。数年前に訪れたデンマークの景観がふと頭をよぎる。

観光演出に全力を注ぐ中国の姿勢にはただただ感心する。日本も見習うべき部分がおおいにあると感じた。

ただし唯一の難点は人の多さ。完全にオーバーツーリズムで、くつろぐ余裕はゼロ。しかも、向いから太ったおじさんが道端でゲロを吐きながら歩いているし、現実は建物のように美しくはない。

上海名物、蟹黄麺を食べる

南京東路 [by iPhone]
老上海小吃 [by iPhone]

観光でお腹いっぱいになった後は、もちろん夕食。狙うは上海名物の 蟹黄麺 だ。高級店は価格的に手が出ないため、どうにかローカル店でないかと探し歩いた。

そんな中、見つけたのは南京東路近くの 老上海小吃 というお店。ここは混雑もなく、蟹黄麺もありそうだったのでお邪魔してみた。

頼んだのは蟹黄麺とワンタンスープ。濃厚な蟹ソースが細麺にしっかり絡んで箸が止まらない。カニなのでお値段は85元(≒1,700円)と少し高めだが、日本にありそうでない麺料理に旅の胃袋はすっかりご満悦だった。


夕食後は南京東路を端から端まで歩いてからホテルへ戻った。そして、部屋に入るなりコンビニで買ったペットボトルの水を一気に飲んで、すぐにシャワー直行。

振り返れば刺激的な一日だったが、暑さだけは完全に想定外。もっとも、事前に想定していたところで打つ手はないが…。

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