インドネシア / Indonesia Part.7-1 (博物館巡り) 

朝食ビュッフェの永遠の悩み

ホテルの朝食 [by iPhone]

快適な部屋でぐっすり眠った朝は、そのままホテルの朝食会場へ直行。ここはパランカラヤのホテルよりも品数が多く、和洋にローカル料理まで揃っていて、何を取ろうか迷う時間すら楽しい。

ただし、ここで常にひとつの問題が発生する。それは、ホテルの朝食で欲張ると昼が食べられなくなること

これは旅人あるあるのジレンマとも言えるし、単に老化による胃腸の衰えとも言える。そして、結局いつも「食べすぎ注意」と思いながら皿に目一杯盛ってしまう自分がいる

ジャカルタの博物館巡りスタート

通り [by iPhone]
街並み [by iPhone]
インドネシア銀行 [by iPhone]
インドネシア国立博物館 [by iPhone]

今日は特に予定がないので、気ままに博物館巡りをすることにした。ダークツーリズム的なスポットも頭をよぎったが、場所が遠いうえに 政府が共産主義者迫害を公式に認めていない ため、資料自体が乏しいのが現実だ。

そこでまず向かったのは インドネシア国立博物館。入り口で特別展込みの100,000RPを支払い中へ。外国人価格ではあるが、それでも約900円なのでまったく不満はない。

この博物館は、1862年に建てられたコロニアル様式の建物。先史時代の石器やヒンドゥー・仏教時代の彫刻、さらに多民族国家インドネシアを象徴する民族衣装まで、コレクションは圧倒的。インドネシアを丸ごと俯瞰できる宝箱のような存在だ。

インドネシア国立博物館:Nusantaraの学び

ガネーシャ像 [by iPhone]
中庭 [by iPhone]
中国展 [by iPhone]

まず迎えてくれたのは巨大なガネーシャ像。が、その迫力に圧倒される以上に、社会科見学の小学生たちがやかましい。博物館はちょっとした動物園状態になっていた。

中庭のような場所に出たら、方向感覚を完全に失い迷子に。とりあえず近くの中国展に入ってみると、インドネシアと華僑との深い関わりを示す展示が並んでいた。陶磁器や文字、食文化に至るまで、中国からの影響は計り知れない。

英文解説を読んでいると、「Nusantara」という言葉が頻繁に登場する。新首都がこんな名前だった気がしたが、これは島々が連なるインドネシア全体を指す言葉だと知った。この言葉だけでもインドネシアという国の多層性が伝わってくるのが面白い。

消えたスハルト!?

民族マップ [by iPhone]
社会科見学 [by iPhone]
スカルノ [by iPhone]
イスラム展示 [by iPhone]
博物館 [by iPhone]

本館への道を進むと、まず目に飛び込んできたのは巨大な民族マップ。数えきれない島々と民族が描かれており、インドネシア人は自国の多様性をどう捉えているのだろう とつい考え込んでしまった。

館内はフロアごとにテーマが分かれていて、1階は考古学、上に行くにしたがって時代が新しくなり、4階で近現代を扱う構成になっている。展示のボリュームは膨大で、一日あっても足りないほどだが、今回は近現代を中心に見ることにした。

特に印象的だったのは、オランダの植民地化と日本軍による支配の部分だ。当然、日本もオランダも加害者側であり、どのように断罪されているのかが気になっていた。

しかし、予想に反して、展示では事実を事実として淡々と表現するのみで、むしろインドネシアの独立への努力がフォーカスされていた。その意味では、他国を巻き込まない非常に愛国的な展示ともいえる

さらに目を引いたのは、3D映像で偉人たちの肖像を再現する展示だ。スカルノやハッタは当然のように登場していたが、そこにスハルトの姿はなかった。共産党員の大規模な粛清や一族による富の独占を思えば、今も評価が難しい存在なのだろう。

モナスは写真で十分?

モナス [by iPhone]

博物館を出た後は、せっかくなので近場の名物 モナス(独立記念塔)へ。入り口はどこも警察が見張っていて、観光地というより厳重警備の要塞のような物々しさ。

周囲は公園になっていて、日陰がほとんどないので炎天下で歩くのはなかなかの試練。汗だくで写真が撮れるポイントに到達したところで、任務完了とあっさり撤収した。

ガンビール駅で癒しの1杯

ガンビール駅 [by iPhone]

歩き疲れてお腹も減ってきたので、近場のガンビール駅に隣接する飲食店街へ。レストランが山ほど並ぶ中で選んだのは、Baso Melang Oasis という ミーアヤム(Mie Ayam)のお店。

パランカラヤでも食べたが、暑さにやられている時はこの優しい鶏出汁のラーメン(≒350円)が最高。するすると胃に収まりあっさり完食したものの、熱々のスープで汗が止まらない。

渋滞 [by iPhone]
手相 [by iPhone]

渋滞1時間の末にジャカルタ歴史博物館

ジャカルタ歴史博物館 [by iPhone]
内部 [by iPhone]
地下牢 [by iPhone]

食後は電車に挑戦しようかと思ったが、乗り方がよくわからずタクシーで移動。最初は順調だったものの、ジャカルタ駅が近づくにつれて渋滞でほとんど進まなくなった。結局、目的地に着くまで1時間弱。

到着したのは ジャカルタ歴史博物館(ファタヒラ広場)で、入場料は格安の5,000ルピア(≒50円)。17世紀のオランダ統治時代の市庁舎を改装した建物で、内部には植民地期の家具や絵画が並んでいる。地下には拷問や牢獄に使われた薄暗い牢屋も残されており、当時の重苦しい空気を感じられる。

ただし、展示内容は正直かなり薄い。ここまでタクシーで時間をかけて来るほどの場所ではなく、完全に時間を浪費した気分。来なきゃよかった…。

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