モロッコ / Morroco Part.1-2 (到着)

マラケシュへ、異国感たっぷりの鉄道旅

Casa Oasis駅 [by iPhone]
Casa Oasis駅 [by iPhone]

まずは カサブランカ駅 から Casa Oasis駅 へ移動。

車内は混んでいたが、どうにか座席を確保。約30分後、駅に到着して外に出ると 程よい暑さ に包まれた。しかし、湿度が低いおかげで意外と快適。

驚いたのは、駅の出口に書かれていた「SORTIE」の文字。アラビア語と並んでいるが、間違いなく英語ではない。となると…

やはりモロッコでは 外国語=フランス語 なのかもしれない。

モロッコ鉄道のリアル

車内 [by iPhone]

マラケシュ行きの電車を待っていると、ふと視界の隅に 壁をよじ登る若者たち の姿が。これは… 無賃乗車 を試みている!?

「見なかったことにしよう」とスマホで地図を眺めていると、地元の 中年男性が彼らに注意をし始めた。しかし、若者たちは完全無視。

結局、大事には至らなかったが、この光景を目にして 「ああ、自分は新興国に来たんだな」 と実感した。


やがて、マラケシュ行きの電車がやってきた。乗り込むと、一応 トイレも完備 されていて設備は十分

──かと思いきや、 空調がまったく効いていない。座っているだけで汗がじわじわにじんでくる。

さすがに耐えきれず、しばらく 風通しのいい車両の接続部分で涼をとる作戦 に。しかし、乗客が減ってきたタイミングで 空いているコンパートメントに入れてもらう ことに成功した。(あとで知ったのだが、実は座席指定されていたらしい)

同じコンパートメントには アジア人男性モロッコ在住のフランス系女性2人。途中で砂漠が見えて、写真を撮らせてもらったのをきっかけに モロッコの話を色々聞くことができた

ついにマラケシュ到着!

マラケシュ駅 [by iPhone]
マラケシュ駅 [by iPhone]

午後 6時半、ついに マラケシュ駅 に到着。日は傾いているものの、まだまだ明るい。

駅舎の入口はガラス張りで、緻密なデザインが施されていて モロッコの美的センスが全開 だった。

建物の中には マクドナルド もあった。海外の初めての旅先で マクドナルドを見つけた時の安心感 は計り知れない。もしも、外食難民になったらここにこよう。

マラケシュのホテルでチップの洗礼

マラケシュ駅前 [by iPhone]
Hotel Safia [by iPhone]

Casa Oasis駅での 無賃乗車騒動 で治安が少し不安になったものの、マラケシュに着いてみると まったく問題なし。 駅前の両替所付近に物乞いがいるくらいで、しつこい客引きも皆無 だった。

今回のホテルは駅周辺だったので、徒歩15分ほどでスムーズに到着した。ホッとしたのも束の間、ここで 新興国の洗礼 を受けることになる。

ホテルのエントランスに入ると、白い制服を着たモロッコ人スタッフが やたら丁寧にお出迎え。チェックインを済ませると、彼は にこにこしながら荷物を運び、部屋の設備を細かく説明 してくれた。

そして最後に、満面の笑みで 「チップ、よろしくね!

久々の チップ攻撃に完全に面食らう。しかも、相場もよく分からない…。

とりあえず 10DH(≒150円)を渡してみたものの、彼は「もっと必要だよ!」と強気の交渉モードに。

結局、30DH(≒450円)を渡すと 満足げに去って行った

あとで相場を調べたら 5~10DHが普通 らしい。完全に払いすぎたが、「まあ許容範囲かな」と自分を納得させることにした。

とはいえ、肝心の ホテル自体は大当たり

部屋は 広さも十分、清潔感もあり、掃除も行き届いていて コスパは抜群。ポーターのチップさえ気をつければ、なかなかいいホテルだと思う。

モロッコといえば…やっぱりタジン

ホテルの窓から [by iPhone]
街並み [by iPhone]
街並み [by iPhone]

ホテルでひと息ついたあと、日が落ち始めた頃に夕飯へ出発

まず感じたのは、マラケシュの 街並みの統一感。モロッコの建物は 茶色ベース のものが多く、どこを歩いても景観が整っていて美しい。

道も意外と整備されているし、大きなゴミ箱があちこちにあるので、ゴミが散乱している感じも少ない。さらに 売店が多くて便利。 2日間は 快適に過ごせそう な予感がする。


せっかくモロッコに来たなら タジン は外せない。 ということで、タジン料理をメインに提供している Dar Lkamoun というレストランへ入った。

店員さんはとてもフレンドリーで、メニューやタジンの種類を丁寧に説明 してくれる。どれにしようか迷った末に選んだのは、 ラム肉のタジン+オレンジのフレッシュジュース

まずは前菜として、丸いパンと4種類の小皿 が登場。これがおいしく、ついつい手が伸びる。

そして、メインの ラム肉のタジン が到着。

野菜とスパイスが絶妙に絡み合い、しっとり煮込まれたラム肉が パンと相性抜群。これで 75DH(≒1,200円)なら、満足度はかなり高い。

旅は移動の連続なのか、それとも…?

食後は 売店で水とお菓子を購入 し、ホテルへ戻って今日一日を振り返った。

改めて考えると、 マラケシュ到着までに飛行機20時間+電車4時間。ここまでの行程は 旅行というより、ひたすら移動 だった気がする。

しかし、視点を変えてみれば──

旅行とは移動の連続であり、むしろ移動こそが旅である

という哲学的な境地にたどり着く。この気づきを得られたのも モロッコのおかげ

イスラムの神様に感謝でも捧げたいところだが、「いやいや、移動は結局移動だろ」という説も否定しきれず、ともかくはここに「無事にモロッコに着けてよかった」という事実だけを書いて締めくくろう。

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