ドイツ&北ヨーロッパ / Germany & North Europe Part.6-2 (ハンブルク)

歴史の重みを感じる、ハンブルク市庁舎

市庁舎 [by iPhone]
市庁舎 [by iPhone]
市庁舎 [by iPhone]
市庁舎 [by iPhone]
ユダヤ人の墓標 [by iPhone]

ショッピングモールを後にして、次に向かったのは ハンブルク市庁舎

近づいてみると、まさかの UNIQLOが隣接 していることに驚いた。ドイツの歴史と格式を誇る建物の隣に、シンプルで機能的な日本ブランド。そんな現代的な要素も、市庁舎の前に立つと すべてが霞んでしまう

目の前にそびえ立つのは、威風堂々たる壮大な建築。どうやらこの日は海外からの来賓があるらしく、入口には警備が配置されていた。

中に入ると、まず目を奪われたのが 巨大な円柱とアーチ状の天井。柱が花のように天井へと広がり、厳かでありながら どこか優雅な雰囲気 を醸し出している。

そして、そのまま中庭へ出ると 中央には彫刻のように美しい噴水。建物を背景に写真を撮ると、まるで ポストカードのような完璧な絵 になる。

足元に刻まれた負の記憶

市庁舎を後にしようとしたその時、地面に周囲と違う小さな石畳 があるのに気付いた。

何気なく先輩に尋ねると、これは ホロコーストで命を落としたユダヤ人の名前が刻まれたもの なのだという。

ドイツの街を歩いていると、こうした 過去の記憶を留める小さな痕跡 にしばしば出会う。それは、過去と向き合い続ける ドイツの姿勢の表れ なのだろう。

美しい建築や華やかな街並みの中にも、 歴史の影が差し込む。ふとした発見に、僕はこの旅がダークツーリズムの一環だということを改めて思い出した。

戦争の爪痕を残す、聖ニコライ教会

聖ニコライ教会 [by iPhone]
聖ニコライ教会 [by iPhone]
聖ニコライ教会 [by iPhone]

市庁舎から少し南へ歩くと、古びた教会の塔 が見えてきた。それは、聖ニコライ教会(St.Nikolai)

しかし、よく見るとこの教会は 廃墟 だった。

第二次世界大戦の後期、連合国によるゴモラ作戦の空襲 によって、ハンブルクの街は壊滅的な被害を受けた。そして、この 尖塔だけが奇跡的に生き残り、今も戦争の象徴として立ち尽くしている

周囲を見渡せば、洗練されたモダンなビルが立ち並ぶ。そんな近代的な景観の中に、戦争の爪痕を残すこの教会の廃墟は 負の異彩を放っていた

時間があれば地下にある博物館にも立ち寄りたかった。しかし、この尖塔を見上げるだけでも、ここがただの観光名所ではなく、戦争の記憶を今に伝える生きた遺構 であることが実感できた。

ハンブルクを象徴する、聖ミヒャエル教会

街並み [by iPhone]
聖ミヒャエル教会 [by iPhone]
聖ミヒャエル教会 [by iPhone]
聖ミヒャエル教会 [by iPhone]
聖ミヒャエル教会 [by iPhone]

ハンブルクには数多くの教会があるが、その中でも 最も有名なのが聖ミヒャエル教会(St. Michaelis)だ。

プロテスタント系の教会で、特徴的なのは 屋根の上に取ってつけたような時計台。これが長年、ハンブルクのシンボル となっているらしい。

内部に足を踏み入れると、リューベックで見たゴシック様式の教会とは まるで違う雰囲気。白を基調とした空間に、金色の装飾が美しく映え、明るく開放的な印象 を受ける。

これが 宗派の違いによるものなのか、時代の影響なのか──

建築に詳しくない自分には分からないが、確かにその空気感の違いは 一目瞭然 だった。

17世紀の寡婦向け住宅、Kramer Witwen Wohnung

Kramer Witwen Wohnung [by iPhone]
Kramer Witwen Wohnung [by iPhone]

続いて訪れたのは、リューベックでも見た寡婦向けの住宅街。ここハンブルクにもあり、その名も Kramer Witwen Wohnung

直訳すると「クラマー(というギルド)の寡婦向け住宅」となる。

この住宅は 17世紀に建てられたもの で、今も瀟洒な通りがそのまま残っている。内部の見学もできるが、時間が限られているので今回は外観のみ。

エルベ川沿いで、がっつりドイツ飯

セントパウリ埠頭 [by iPhone]
BLOCKBRÄU [by iPhone]
BLOCKBRÄU [by iPhone]

午後1時を過ぎた頃、そろそろ空腹も限界に来ていた。ということで、先輩おすすめのレストランへ向かうことにした。

冷たい風にさらされながら エルベ川沿いを歩いて たどり着いたのは BLOCKBRÄU というレストラン。ここでのお目当ては シュバインハクセ(Schweinshaxe)という 豚の脚のロースト肉 だ。

注文してしばらくすると、それは どでかい肉の塊にナイフが突き刺さった状態 で運ばれてきた。この ワイルドなビジュアル、絶対に日本では思いつかないスタイル。

外はカリッと、中はジューシー。噛みしめるたびに豚の旨みが溢れ出る。

若干、炭水化物が足りない気はするが、ドイツ名物の ビールと一緒に流し込めば、もう完璧。こういう食事をすると、 身も心もヨーロッパ人になった気がする

(続く)

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