ドイツ&北ヨーロッパ / Germany & North Europe Part.6-1 (ハンブルク)

ハンブルク最終日、日が昇らない朝

朝 [by iPhone]

ハンブルクで迎える最後の朝。

朝7時に起きても、まだ日は昇らない。冬のヨーロッパの朝はとにかく遅い。

目をこすりながら、先輩からいただいた お土産を整理しつつ、出発の準備。今日は 先輩と一緒にハンブルクを観光し、そのままデンマークへ移動 する予定だ。

外に出ると、相変わらずの曇天。バスを待っている間に、じわじわと 冷たい風が体に染み込んでくる

ハンブルク観光、まずはチリハウスへ

Chilehaus [by iPhone]
Chilehaus [by iPhone]
Chilehaus [by iPhone]

ハンブルク中央駅に到着し、最初に向かったのは チリハウス(Chilehaus)。世界遺産にも登録されている、ハンブルクを代表する歴史的建築物 だ。

まず目を引くのは、黒いレンガの独特な質感。なんでも 牛の血を混ぜて作られた らしい。それが影響しているのか、普通のレンガよりも深みのある色合いと重厚感が漂っていた。

しかし、この建物の真の見どころは 設計の妙 にある。正面から見ると 波打つような滑らかなフォルム なのに、端から見ると 尖塔のように鋭くとがった姿 になる。

まるで トリックアートのような造り で、同じ建物とは思えないほど印象が変わる。果たして実用的なのかは謎だが、先鋭的なデザインと圧倒的な存在感は、確かに見る価値があった。

運河と倉庫が織りなす、世界遺産の街並み

倉庫街 [by iPhone]
ポグゲンミューレン橋 [by iPhone]
橋 [by iPhone]

ハンブルクはエルベ川が流れ込む地形のため、運河が多い都市。さらに、貿易の拠点として栄えたことで 巨大な物流機能 を有していた。

その歴史的価値から、この一帯は 「ハンブルクの中心倉庫街とチリハウスを含む商館街」 として 世界遺産に登録 されている。

それにしても、ドイツは世界遺産が多い(気がする)。どの都市も歴史的建築物にあふれ、適当に歩くだけでも世界遺産の看板を見つけられそうな雰囲気。

倉庫街を歩いていると、先輩が 「ここ、めちゃくちゃ映えるから」 と紹介してくれたのが ポグゲンミューレン橋(Poggenmühlen-Brücke)

橋の上から運河を眺めると、レンガ造りの倉庫が整然と並ぶ景観 が広がっている。そして、その先に見えるのは、二つの橋に挟まれたクラシカルな建物

まさに 美しきヨーロッパ的シンメトリーの世界。見た瞬間、写真を撮る指が止まらなかった。

ハンブルク発祥のニベア本店へ

建物 [by iPhone]
建物 [by iPhone]
ニベアハウス [by iPhone]

次に訪れたのは ニベアの本店。ニベアが ドイツの化粧品メーカー なのは知っていたが、ハンブルク発祥 とは知らなかった。

本店の場所は ハンブルク中央駅の少し北、ユングフェルンシュティーク(Jungfernstieg) というエリア。ここは 銀座のような高級感漂うストリート で、洗練されたショップが軒を連ねている。

店内に入ると、クリスマス仕様のディスプレイが施され、限定パッケージの商品がずらり。ファンなら 大人買いしたくなること間違いなし という充実の品揃え。

個人的に ニベアといえばハンドクリーム のイメージしかなかったが、実際にはフェイスケア、ボディケア、メンズラインまで幅広い。知らなかったアイテムが次々と目に入り、その 商品展開の多さに驚かされた

ショッピングモールをグリューワインで堪能

アルスター湖 [by iPhone]
通り [by iPhone]
ショッピングモール [by iPhone]
運河 [by iPhone]

ニベア本店を出た後は、近くをぶらぶら散策。そして、ちょうど良さそうな 小綺麗なショッピングモール を見つけたので、少し休憩がてら入ってみた。

モール内を歩いていると、中東系の店主がグリューワイン(ホットワイン)を販売 しているのを発見。ちょうど体が冷えていたし、これは飲むしかないということで迷わず注文。

ひと口飲んでみると、思った以上に美味しい

ドライいちじくがベースになっていて、さらに 謎のスパイスが効いた複雑な味わい。甘みの奥にほんのりとした渋みがあり、ワインの深みが際立っている。

先輩と顔を見合わせ、「これは当たりだな」 と舌鼓を打った。ドイツといえば ビール というイメージが強いが、寒さが厳しいクリスマスシーズンは、やはりグリューワインがベスト

ほんの束の間、寒さを忘れられるひとときだった。とはいえ、温もりは一瞬。ワインを飲み干すと、また容赦ない冷気が襲ってくるのが冬のヨーロッパ。

(続く)

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