ドイツ&北ヨーロッパ / Germany & North Europe Part.5-4 (レーパーバーン)

移動式遊園地 [by iPhone]
移動式遊園地 [by iPhone]
eldstraße Bunker [by iPhone]
移動式遊園地 [by iPhone]
移動式遊園地 [by iPhone]
移動式遊園地 [by iPhone]

ブクステフーデ、リューベックと散々歩いて戻った先は、ハンブルグの夜の街であるレーパーバーン [Reeperbahn] 。クリスマスシーズンによく見る移動式遊園地が近くにあったので、まずはそこに立ち寄ってみることにした。自分の経験ではこじんまりしたサイズの遊園地が多いが、ここのは今まで見た中で一番大きい。お店の造りや装飾も手抜かりがなく、アトラクションも本格的。とても期間限定とは思えない。ちなみに、垂直に円を描いてビルの10階くらいまで上がって回り続ける乗り物からは、定期的に絶叫が聞こえていた。絶対乗りたくない。


移動式遊園地 [by iPhone]
レストラン [by iPhone]

運良く遊園地内にレストランがあったので、ここで夕食を食べることにした。フロントは出店になっているため寒さが心配になったが、中に入るとしっかり暖かい。頼んだのはジャガイモとスパムのような加工肉に目玉焼きが乗ったもの。味はまずまず。ヨーロッパでジャガイモも食べるとどうしてもロンドンを思い出してしまう。


レーパーバーン [by iPhone]
アダルトショップ [by iPhone]
レーパーバーン [by iPhone]
レーパーバーン [by iPhone]
ビートルズ [by iPhone]

遊園地から少し歩くとレーパーバーンに着く。通りの店舗はギラギラした妖艶な光を放ち、歩く者の欲望を掻き立てる。正直、先輩とはいえ女性と歩く場所ではないのだが、実はここに来たのには目当てがあった。それは無名時代のビートルズがライブをしていたライブハウス。行ってみたら閉まっていたが、ビートルズとハンブルクの結び付きを確認できたのは面白かった。ジョンレノン曰く、「僕はハンブルクで育った」とのこと。それにしても、ピンクに妖しく光る通りは人通りもほぼなく、地元のギャングに絡まれるか、麻薬でも売りつけられそうな雰囲気。


飾り窓 [by iPhone]

レーパーバーンは最も世界で罪深い1マイルと言われている性風俗が盛んなエリアで、メイン通りを外れたところに飾り窓と呼ばれる売春ストリートがある。未成年と女人禁制らしく、灯りも絶え絶えの中で見る、グラフィティ塗れの入り口は単純に怖い。勇気を出して入ってみると、平日ということもあって中はガラガラだった。ショーウィンドウには女性ではなくイスが寂しく置かれているだけ。これはこれで薄気味悪く、平日に行く飾り窓はさながら西洋版のお化け屋敷。


クリスマスマーケット [by iPhone]
クリスマスマーケット [by iPhone]
クリスマスマーケット [by iPhone]
クリスマスマーケット [by iPhone]
クリスマスマーケット [by iPhone]

最後はクリスマスマーケット。きっと今日のレーパーバーンで最も人口密度が高い場所で、バンドの演奏が鳴り響く中、人々はめいめいお酒を片手に楽しんでいた。露店にはアダルトなパロディグッズが自然に並んでいて、文化の違いを感じると共に失笑を禁じ得ない。


水上バス [by iPhone]
水上バス [by iPhone]

帰りは水上バスで対岸に渡って、先輩の夫さんに迎えに来てもらって車で帰宅。たった一日でブクステフーデ、リューベック、そしてレーパーバーンと3拠点をまわったのは体力的にきつかったが、満足度は極めて高い。しかも、ある意味現地の専属ガイド付きなので、いつものひとり旅とは情報量が段違い。つまり、頭もふくらはぎもパンク寸前で、これはよい旅が出来たことの何よりの証拠。

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