ドイツ&北ヨーロッパ / Germany & North Europe Part.5-1 (ブクステフーデ)

ブクステフーデのカフェで朝食

カフェ [by iPhone]

この日は先輩と北ドイツ観光。まずは地元 ブクステフーデ(Buxtehude)の旧市街を歩き、その後、北東にある リューベック(Lübeck)へ向かうことに決めた。

まずは朝食を食べに近くのカフェへ向かう。冬のヨーロッパは日が短く、朝7時半でもまだ薄暗い。そして、なにより寒い。

目的のカフェは Junge Die Bäckerei という名前で、ブクステフーデ旧市街の入口にある。評判もなかなかいいらしい。店に入ると、まず空間作りのセンスの良さに驚く。天井が高く、それを活かした大きな植木や円筒のランプシェードがいくつもあった。席間が広いのもポイントが高い。

ここを選んだ最大の理由は、Mettbrötchen(メットブロートヒェン)を食べるため。これは、生の豚ミンチを乗せたパン(Mett=豚のミンチ、Brötchen=パン)で、日本ではまずお目にかかれないワイルド過ぎる一品だ。

ひと口食べてみると、豚肉自体に塩分がしっかり効いていて、生ハムを乗せて食べる感覚に近い。パン自体のクオリティも高く、全体のバランスが絶妙だった。もしこのカフェが近所にあったら、これを食べに確実に週2回は通うレベル

メルヘンの街、ブクステフーデを歩く

ブクステフーデ旧市街 [by iPhone]

朝食の後は、ブクステフーデを散策。北ドイツらしい静かで美しい旧市街を歩き、この街の隠れた魅力を探ることにした。

ブクステフーデは、ドイツの童話「ウサギとハリネズミ」の舞台とされている。さらに、北ドイツを縦断する メルヘン街道 の一部にもなっており、隠れた観光名所と言えるかもしれない。

メインの通りを歩いていくと、ショップが立ち並ぶエリアから徐々に雰囲気が変わっていく。レンガ造りの建物が増え、足元の舗装も石畳になっていった。気がつけば、まるで メルヘンの世界に迷い込んだような不思議な感覚 になる。

ブクステフーデの隠れた映えスポット

袋小路 [by iPhone]
イスとテーブル [by iPhone]
聖ペトリ教会 [by iPhone]
要塞跡 [by iPhone]
市庁舎 [by iPhone]
1553年築の建物 [by iPhone]
池 [by iPhone]

先輩お勧めの映えスポットは、教会の尖塔が遠くに見える袋小路。一見どこにでもありそうな風景だが、レンガ造りの建物が小路の先に配置されるだけで、まるで絵画のような構図になる。

ブクステフーデの旧市街には、他にもじっくり巡れば半日では足りないほどの見どころがあった。14世紀から存在する、ゴシック様式の 聖ペトリ教会(St. Petri)や、中世の遺産と思しき 軍事要塞。そして、小さいながらも郷土博物館もあった。

ハンブルクから 1時間もかからないし、都市の喧騒を離れて ドイツのローカルな雰囲気と伝統をじっくり満喫したいなら、訪れる価値は十分にある。自分にとっては、先輩がいなければ一生訪れることがなかった街だと思うので、その意味でこの街を歩けたこと自体がとても価値あるものだった。

(続く)

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