Apple Musicにサジェストされるままに音楽が右から左に流れてくのを放置するのはもったいないので、多少なりとも感想を書き残しておくことで将来聴き返しができるようにしたいと思う。懐かしい音源を聴き直して感じるノスタルジーもいずれ消えていくだろうから、そんなものも残しておくと自分にとって有意義なはず。
さて、最初はスラッシュメタル四天王(死語)のSlayerのラスト1つ前のアルバム。Slayerには強い思い入れがあるわけではないのだが、「Divine Intervention」まではほぼ全作聴いているし、なんなら来日ライブまで行っている。正直、「Divine Intervention」より後の作品は、音も曲もモダンな要素が強すぎるだけでなく真新しさに欠けるのあまり好きではないのだが、このアルバムはなかなかいい。特に1曲目のタイトル曲。中間部の8ビートのリフはSlayerのベスト10に入れてもいいキレの良さ。他の曲はアベレージでも、この1曲で全てが救われる。実際、この曲と「Psychopathy Red」しか聞いていない。