釜山と言えば海の幸。ということで釜山で一番有名らしいチャガルチ市場に行ってみることにした。異国の地で無限の時間がある僕は、とりあえず駅の方に向かって徒歩でうろうろ。釜山の街並みは気取った感じがなく好感が持てる。街のハングル地獄も心なしかマイルドに映る。
小一時間歩いた後、佐川駅 [Jwacheon] から地下鉄に乗って最寄のチャガルチ駅へ。下車すると、駅名の通り市場は目の前。立ち並ぶ露店には、釜山の海の幸が敷き詰められていた。生魚、焼き魚、謎の生物。
ほどなく昼食の時間。市場にはところどころ食堂があり、僕は座敷のあるお店に入った。山ほどメニューがある中で、選んだのは刺身定食。出てきた白身の鮮度はいいものの、ねっちょりした食感で味はそこそこ。日本の魚料理とは似て非なる感触。なにより皿の数がすさまじい。
（続く）