例年ゴールデンウィークは国内で過ごすことが多いのだが、今年は思い切って韓国の釜山へ。そして、単に釜山に行くだけでは普通過ぎるので、帰りは旅のスパイスとしてフェリーで福岡に立ち寄ることにした。
主に費用面が理由で移動はLCCのAir Busan。自宅~成田と成田~釜山が時間的にほとんど変わらない点に不条理を感じざるを得ない。機内食のチャーハンを食べながら、BusanなのかPusanなのかを考えていたら、あっという間に釜山に着いた。
もう夜も遅いので、真っ先にホテルの最寄りである門峴駅 [Munhyeon] へ向かうことにした。地下鉄に乗る時に、当然であり衝撃でもあるハングルの洗礼を受ける。ただし、アルファベットと漢字が併記されているので全く問題はない。
ホテルは門峴駅のほぼ目の前の立地。外観が完全にラブホテルだが、中に入っても完全無欠のそれだった。恐らく普通のホテルに鞍替えしたのだろう。元はどうあれ、部屋は広くて快適の一言に尽きる。これで1泊4,000円程度だから文句のつけようがない。
せっかくなので遅い夕食がてら夜道を散策。ネオンは輝いても味気ない都会の風景。ソウルでも思うことだが、韓国と日本は街の雰囲気が似ている。
散策後はホテル近くのレストランで、釜山の名物と思しきデジクッパを食べる。皿が多すぎて食べ方が全く分からないが、豚骨ベースの優しいスープがおいしい。隣の人は付け合わせの青い唐辛子を生でバリバリ食べていた。僕も試しに生で食べてみたら全然辛くなかった。結局、一切合切をスープに混ぜて完食。食事がおいしいだけで、旅は8割成功と言える。