11月5日のロンドンは花火の日。その昔、議会を爆破させようとした悪い集団がいて、その計画を未然に防いだことを祝う伝統行事らしい。一応ロンドンにいるので、こういうイベントを完全に無視するのは如何なものかと思い、日本人のクラスメートと散歩がてら見に行ってみた。が、結論を言うと、時間も内容も予想を上回るしょぼさで、寒空で小一時間待機した価値まるでなし。やはり花火は日本に限る。
ということで、花火が日記にするほどの内容でなかったため、今回はロンドンのスーパーマーケットの紹介。
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前述したようにロンドンは食事が高いので、なるべく安く済ませようと思ったら、必然的にスーパーでサンドウィッチとポテトチップスと飲み物という組み合わせになる。これでしめて450円。よく行くのは、至る所にあるSainsbury’sというスーパーと、Bootsという薬局兼コンビニ。驚いたことに、これらの大手ショップはレジが自動化されている。貨幣に慣れないから、溜まった小銭は全てこの機械に流し込む日々。短期滞在の外国人には嬉しいシステム。
ちなみにイギリスはWalkersというポテトチップスが有名で、僕は毎日これを歩きながら食べている。お勧めはPrawn Cocktail味。酸味の効いた濃厚な味わいがナイス。軽食文化のイギリスでは、歩きながら食べることが失礼に当たらない(と思う)。昼時はサンドウィッチを食べながら歩く人をちょくちょく見かける。それにしても、毎日食事でポテトを食べているのにポテトチップスは飽きないから不思議。レッドブルと同様の中毒性を感じる。
次はJAPAN CENTERという日本の食材が売っているスーパー。値段は倍近いが、豆腐やお菓子をはじめ、たいていの日本の食材が手に入る。ロンドンではペットボトルのお茶が売られていないから、ついつい300円も出しておーいお茶を買ってしまった。紅茶ばかり飲んでいると、緑茶を欲する禁断症状が出てくるから恐ろしい。
ここでは当然刺身やら寿司の類も売られている。試しに、ロンドンであまり見かけない海鮮丼の値段を見たら驚異の1,700円。一体、誰がこんな高いものを買うのだろうか。それでも、店内は様々な人々で賑わっているからすごい。日本食文化の浸透力には目を見張るものがある。先日出会ったスペイン人がお好み焼きが好きだと言っていたから、粉モノ繋がりでたこ焼きカフェでも出したら繁盛するのではないだろうか。集え、有志。詳細は全て君たちに任せた。