先週の土曜日は九十九里浜のSurf Jam Festivalというイベントへ。友人らと特急わかしおへ乗り込み、談笑しながらビールを飲んですっかり気分は遠足。そして、最寄り駅で降りたら早速コンビニで酒とつまみを買い込んだ。これで宴会の準備は万端。会場で既に来ていた友人家族に挨拶をした後、僕たちは海を見ながら砂浜で乾杯をした。
海を見ながらレゲエのリズムで酒を飲むのは、人生における数少ない至福のひとつ。海とレゲエの組み合わせは、ご飯と納豆と同じくらい鉄板だと思う。しばらく音楽を楽しんだ僕は、友人の子供と滑れないスケボーで戯れて、砂浜に寝転んでそのまま夢の世界へ。
どれくらい時が経っただろうか。目を覚まして起き上がると、目の前に全身傷だらけの友人が立っていた。これは夢ではない。話を聞いたら、遊泳禁止区域で波に流され救助隊のお世話になったらしい。
日が傾きかける頃には全員泥酔に近い状態。ビールとモヒートを何杯飲んだか分からない。モヒートを売る屋台の子供とは既に親友になっていた。さて、ステージの最後を飾ったのはソウル系の女性バンド。盛り上げ方を心得ているバンドで、酒を片手に最後まで楽しめた。
日没とともに九十九里の宴は終了。しかし、遠足は家に帰るまで終わらない。僕たちは帰りの特急わかしおで缶チューハイを飲みながら余韻に浸って、東京駅の居酒屋で再び乾杯をした。帰り道、スケボーで東京駅の地下街を滑り抜ける友人がかっこいいと思ってしまったのは、完全に酒のせいだと信じたい。