先週の土日から大阪の門真に出張。最寄りは鶴見緑地線の最果ての門真南駅。目立つ建物は駅前の巨大なドームと送電線のみ。殺風景な街にそびえる送電線を見ると、送電線が人間を支配しているように思えてくる。送電線の王国。
門真南の鶴見区には、遊園地のように見えるアウトレットモールがある。中には飲食店がたくさんあり、この界隈の飲食店の少なさに絶望していた僕にはオアシスに思えた。
とある昼休み。時間がなかったので数年振りにモール内のロッテリアに入ってみた。セットが驚異的に高い。ちょっと分厚いベーコンが入ったハンバーガーのセットで830円。ジャンクフードとは何か。これなら肉まんを8個食べた方がはるかにまし。果たしてそうか。
3月末日は大阪市内のホテルが全滅だったため、やむなく門真市駅近くのホテルを予約。地図をしっかり確認するべきだったのだが、実際に歩いてみたら徒歩30分以上かかる距離だった。スーツケースをひきながら、汗だくでホテルまで歩くスーツ姿の中年男性。
ホテルの部屋はビジネスホテルにしてはやや広く、マッサージチェアが置いてあるのが嬉しかった。しかし、マッサージチェアがあることに満足して、その日はコンセントを挿すだけ挿して寝てしまった。結局、一回も腰を掛けることなくチェックアウト。そして、再び徒歩30分の苦行の始まり。門真市と門真南は、新横浜と横浜くらい離れている。