ソウル / Seoul Part.2-1 (ソウル)

仁川空港 [by iPhone4]
露店 [by iPhone4]

初めての韓国。一応仕事も兼ねているので5人で集団行動。仁川空港からソウルまでは結構な距離があり、ソウルに着くころにはもう22時近く。明洞近辺は繁華街で、看板のハングルを除くとほとんど歌舞伎町と変わらない街並み。客引きも多かった。


遅い夕飯はチムタクという大皿の鶏の鍋。日本ではあまりメジャーではないが、甘辛な鶏肉の味付けと春雨がくせになる。食べるうちに辛さがどんどん累積してくるのが韓国流。量が多すぎて、腹十二分目。会計時に近藤雅彦の「ギンギラギンにさりげなく」を歌う店主の真意が全く分からなかったが、味も量もサービスも大満足。


BAR [by iPhone4]

夜中の容赦ない寒風にさらされながら、帰り道にとあるバーへ。先ほど散々食べたのにも関わらず怒涛の注文。韓国の割きイカは、もちもちした食感で食べやすかった。初日の深夜からアクセル全開の食い倒れモードで僕の胃は破裂寸前。血液が胃に集中し過ぎて、ホテルに着いたらすぐに寝た。


従軍慰安婦像 [by iPhone4]
従軍慰安婦像の後ろ [by iPhone4]

翌日、昼食を食べに外に出ると、日本大使館前に噂の従軍慰安婦像があった。寒いのでしっかり防寒対策済み。事の真偽や善悪はともかく、日本大使館の前に置きながら日本語の表記が一切ないのが不可思議。本当に日本人の行いを糾弾したいのなら、当然日本語も併記するべきだと思う。察するにこれは抗議というより、抗議の形を借りた政治的な表現方法なのだろう。


朝鮮人参 [by iPhone4]

韓国料理といえばサムゲタン(蔘鷄湯)。本場のサムゲタンは朝鮮人参の香りで好き嫌いが分かれると聞いていたが、個人的には全く問題なし。キムチはシャキシャキのカクテキがおいしかった。しかし、調子に乗ってにんにくのキムチに手をつけたら臭いが凄いことに。基本的に韓国料理はにんにくを多用するので、常時にんにくの臭いが自分についてまわる。


曹渓寺 [by iPhone4]
曹渓寺 [by iPhone4]
曹渓寺 [by iPhone4]
曹渓寺 [by iPhone4]
曹渓寺 [by iPhone4]
曹渓寺 [by iPhone4]
曹渓寺 [by iPhone4]

にんにくの臭いに包まれながら、ホテルに戻る前に近くのお寺へ。色鮮やかで貫禄充分な門や建物を見るに著名なお寺なのだろう。あとで調べたら名前は曹渓寺。参拝客も多かった。スピリチュアルな場所で、空気を読まずに写真を撮りまくるひとりの日本人。


雪 [by iPhone4]

やり残しの仕事があったので、みんなと別れてひとりホテルへ。それが一段落した後、さて観光と思って窓の外を見たら、まさかの雪が降っていた。止んだと思ったらまた激しくなったりと、ソウルの天気はなかなかのじゃじゃ馬らしい。通り雨ならぬ通り雪と思いたい。あと2日、果たして凍死せずに過ごし切れるだろうか。暖かいホテルの一室で、凍てつく不安が僕の脳裏をかすめた。

(続く)

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