土曜日は、香港で1番大きいお正月のマーケット(年宵花市)が開かれる銅鑼灣 [Causeway Bay] へ。このマーケットは日本でいうところ縁日で 、つまるところ香港版の初詣。連れの香港人いわく、銅鑼灣は日本の銀座のような場所らしい。なるほど、駅前には名だたる高級ブランド店が軒を連ねていた。
マーケットは大きな公園の中にあり、所狭しと露店がひしめいていた。昼間だから普通に歩けるものの、夜は身動きが取れないくらいに混雑するらしい。売っているものは正月関連のものがほとんどで、短期滞在の日本人にはどれも必要なかった。結局、つまみ食いをしただけで何も買わずに終了。
縁日を堪能した後は、ひとりで銅鑼灣を散策。しかし、不機嫌だった雲が涙目になってきたので早々に帰途へ。帰り道、滞在先の馬鞍山のスーパーで買い物をしたら、この日はベルマークをおねだりするおばあさんに会わなかった。きっと正月だから家でのんびりしているのだろう。はたまた遠くの星で終わらない休暇を満喫しているのだろうか。人は月日に流され、知らぬ間に埋没していく。