バイヤーだらけの代々木公園


昨日はフリマに参加するため、朝から代々木公園へ向かった。珍しく天気に恵まれた土曜日で、海外出張級の荷物を抱えて改札を出ると、駅前にはすでに大勢の若者たちが集まっていた。
会場に着くと、まだ9時前にも関わらず、すでにかなりの人だかり。開始前だというのに、買い付け目的のバイヤー達が周囲をうろうろ していて、そこかしこで商談が成立していた。ほとんど出来レースのような様相。
そんな中、僕の売り物もさっそく動き出した。まず売れたのはGUCCIの香水とLUMIX(デジカメ)。出だし好調で、こちらのテンションも上がる。
ハードコア談義とノーマネーの嵐

ハードコア/パンクの7インチをずらりと並べてみたら、意外なことに何人かの女性が反応してくれた。ただし、みんな思い出話をするだけして、最後はノーマネーでフィニッシュ。まあ、フリマではよくある光景。
一方、他の7インチはマイナー過ぎて誰も見向きもしないだろうと思っていたら、同世代らしき男性が足を止めた。「これニュースクールですよね? Overcastは持ってたなぁ」と感慨深げな心情を吐露。ただし、財布の紐は一切緩めない。
結果として売れたのは、Orange Pekoe と Softball の7インチのみ。フリマとは期待と現実の落差を味わうだけのゲームだと悟った。
フリマの勝者はアルマーニ紳士


音源はまったく売れないので、最後の望みをヴィトンのショルダーバッグに託した。これなら高値で売れるだろうと息を巻いたが、20,000円で全員首をかしげる状況。
結局、何度も交渉に来ていた外国人が、17,000円で買ってくれた。腰にはアルマーニのベルト、そして隣には驚くほど美しい奥さん。売れた喜びと敗北感が同時に押し寄せる、なんとも複雑な成約だった。
とうとう売れそうものがなくなったので、一服ついでに出店の「大たこ焼き」を購入。てっきり写真のたこが丸々入っているのかと思ったら、実際はその1/3くらいのサイズ。たこ焼きという名の小麦粉の塊で、完全に騙された…。
CD完売ならず代々木を去る


友人の洋服はほぼ完売し、残るはCDだけになった。しかし、50円に値下げしても誰一人手を伸ばしてくれない。
もはや風すらCDを避けて吹いていくような静けさだ。結局、僕たちは12時半で撤収することに決めた。立つ鳥あとを濁さず。
渋谷駅へ向かう途中、僕たちは敗因を分析した。そして、原因はやはりきゃりーぱみゅぱみゅを置かなかったこと だと猛省した。