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肌寒い10月の香港にて

月曜日から1週間の香港生活。日本よりずっと暑いだろうと予想していたら、反対に肌寒かった。
半袖とハーフパンツ姿で歩くのが若干恥ずかしい。が、香港人は基本他人に興味関心がないのを知っているので、恥ずかしがっている自分が逆に恥ずかしいという無限ループに陥る。
2,048年の香港を想う


香港はとにかく居心地がいい。人々はおおらかで素朴。日本人から見ると気遣い足りないと思う瞬間はあるが、裏を返せば 日本人は戦後急成長する中でそのおおらかさを失ってしまった のかもしれない。
この自由闊達で多国籍な土地が、2,048年に正式に中国へ組み込まれる ことには複雑な思い。ただ、その頃には中国がもっと自由になっているかもしれないし、そもそも現体制の中国が存在しないかもしれない。
僕たちがいくら問いかけても、未来はただ沈黙する。