新島 / Niijima Part.2

新島の北の方 [by iPhone4]

ウコンの力を飲み忘れた二日酔いの最終日は、朝4時半起きで新島一周を計画。 天気は曇りだが、自転車を漕ぐにはちょうどいい。だが、意気込んで海岸沿いを少し北に向かったら、すぐに行き止まりになってしまった。開始10分で直面する挫折。


石像 [by iPhone4]
東電と太陽 [by iPhone4]

やむなく南方面に引き返して、ツーリングを再開。早朝は人も少なく、実に快適。不快なのは、突然ブレーキがかかる自転車だけ。


神殿っぽい建物 [by iPhone4]
湯の浜露天温泉 [by iPhone4]

白ママ断崖に行こうと思っていたのだが、走ってみたら遠すぎるので断念。地図で見るのと実際に移動するのとでは訳が違う。僕たちは途中で引き返して、湯の浜露天温泉で体を休めることにした。神殿風のこの温泉は、海が一望できるので素晴らしい。ちなみに入るには水着が要る。


小島とオブジェ [by iPhone4]
コーガ石の石像 [by iPhone4]
コーガ石の石像 [by iPhone4]

民宿に戻る途中、不気味な石像をいくつも見つけた。新島にはコーガ石と呼ばれる石でできた石像が至る所にある。この石は新島とイタリアでしか存在しない貴重な石らしい。日本とイタリアの意外なつながり。

コーガ石を写真に収めた後は、一路民宿へ。朝ご飯を食べて帰り支度をしていたら、急に強めの雨が降ってきた。外に出られないので、仕方なく民宿にある雑誌を読みながら時間つぶし。


海岸 [by iPhone4]
テトラポッド [by iPhone4]
さるびあ丸 [by iPhone4]
大島の見送り [by iPhone4]
大型船から海 [by iPhone4]

雨が止んだ頃には船の時間。恨めど天気ばかりはどうにもならない。帰りは「さるびあ丸」という大型船に乗って本土へ戻った。途中で停まった大島では、帰省する人と島民とのドラマのようなお別れシーンが見れた。小さな女の子が泣きながら手を振る光景には涙腺が緩む。何故、新島にこういう光景が皆無だったのかはいまだに分からない

初めての新島は天気が致命的だったが、学生気分を味わえてよかった。僕たちの上の世代が持つ新島のイメージの真相も理解できたし、新島の秘密は明かされたと言っていいだろう。たまには国内の離島も悪くない。

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