遂に最終目的地の札幌に到着。広々した駅前から見えるのはたくさんのビル。見慣れた店もたくさんあった。長万部のような片田舎も悪くないが、やはり僕は人口の建物と人混みが落ち着く。
札幌は格子状になっていて道が分かりやすい。ホテルに行く前に、僕は時計台を目指すことにした。時計台は北海道によくある西洋式の建築物。実際に見ると何が魅力なのかいまひとつ理解できない。
時計台を越えて南に向かうと細長い公園があった。その名は大通公園。名前は雑だが、たくさんの緑と噴水があって雰囲気がいい。ここで一服して無駄に読書。シャツ1枚は寒い。
宿泊は恒例のアパホテル。相変わらずコンパクト(狭い)な部屋の中で、コンビニで買ったカップ焼きそばを食べた。やきそば弁当と呼ばれる北海道名物。ちなみに、これは麺を戻したお湯を捨てずにスープとして使うのだが、無駄がない反面とても侘しい気持ちになる。
流浪の北海道旅行の最終日は、札幌界隈を放浪。大人の歓楽街、すすきの界隈を歩いていたら、真昼間にひとりでソープに入る初老のおじさんを発見した。切ない光景。
以上、歩けるだけ歩いて北海道ひとり旅は終了。北海道は涼しいし、海の幸はおいしいし、いいことずくめ。将来的には北海道に移住するのも悪くない。中途半端な天気が多い旅だったが、存分に北の大地を楽しめた。