朝起きると、太陽が少し顔を出していたので一安心。次の目的地である小樽までは電車で3時間。車窓の旅の雰囲気を出すために、持ってきた「ビルマの竪琴」を無理やり再読した。
小樽到着。駅を降りるとシャツ1枚では少々厳しい寒さ。6月にポケットに手を入れて歩く。残念な天気だが、避暑という観点からは大正解と言える。暑さで苦しんでいる東京がモチベーション。
小樽での目的は回転寿司。まずは何かありそうな小樽運河の方へ歩いた。途中、小樽都通りで「東京とは違い北海道はいつ来てもあずましい」との広告を発見。目の当たりにする東京vs地方の構図。
結局、選んだのは和楽という回転寿司屋。噂通り安くておいしかった。やはり東京の回転寿司とはレベルが違う。北海道に生まれたかったと叶わぬ思いを胸に、お茶をすすりながら10皿ほど食べて満腹。隣の母娘がネタにしょうゆをつけ過ぎていて、何度もちら見してしまった。
小樽運河近くを歩いてると「小樽を何とかしたい!」という開き直ったのぼりを発見。自己主張の激しい街。小樽には修学旅行生が多く、函館よりも賑わってるように感じたが、人口的には過疎化してるらしい。