北京 / Beijing Part.4 (帰国)

北京を旅して考えたこと

北京首都国際空港内の建物 [by ViViCam5050]
アラブのエミレーツ航空 [by ViViCam5050]
空 [by ViViCam5050]
空 [by ViViCam5050]
空 [by ViViCam5050]

最終日は朝6時に起きて空港へ向かった。体力の限界まで遊び尽くしたつもりだったが、明の十三陵、頤和園、胡同、盧溝橋……心残りは山ほどある。また必ず来よう。

北京には、香港と同じく経済成長の中で生まれた余裕のようなものがあった。時折垣間見えた中国人の尊大さに驚かさせれることも多かったが、そこにはおおらかさも多分に含まれているように思えた。

やはり、大陸の大きさは人の気質や物の見方に根本的な影響を与えている。島国の僕たちが、彼らの思考回路を理解できないのはある意味当然だ。

もともと日本は中国の文化圏で、欧米化したのはわずか150年ほど前。経済の停滞や社会の生きづらさを感じる今、果たして資本主義という思想を選択したのは正しかったのか とふと考えてしまう。

飛行機の窓の外には、どこまでも澄んだ空が広がっていた。だがその美しさとは裏腹に、僕の胸には妙なもやもやが最後まで残り続けていた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です