北京 / Beijing Part.2-3 (王府井)

中国4千年の味を求めて王府井へ

王府井大街から夕日 [by ViViCam5050]

夕食は2駅先にある 王府井 へと繰り出した。目的は、小吃街と呼ばれるにぎやかな屋台街だ。

ここには中国4千年の歴史が詰まっていて、世界各国の旅人たちの胃袋を満たしてくれる。ひとり旅は食事に困るので、こういう場所は本当に助かる。

サソリ串の洗礼と味の迷宮

王府井小吃街入り口 [by ViViCam5050]
王府井小吃街 [by ViViCam5050]
生きたサソリ串 [by ViViCam5050]
名前がすごい [by ViViCam5050]
内臓と香草の煮物 [by ViViCam5050]
店番の子供 [by ViViCam5050]
提灯 [by ViViCam5050]

屋台街は人の波で溢れかえり、熱気と香辛料の香りに包まれていた。入口でまず目を引いたのは、生きたままのサソリが突き刺さった串

その隣にはムカデ串やヒトデ串も並び、罰ゲームでも遠慮したいビジュアルのオンパレード。とはいえ見てまわる分には退屈しない。

いくつか挑戦してみた中で美味しかったのは、胃袋と香草を湯通しして味噌風のソースでいただく煮込み料理。日本の中華料理に慣れすぎたためだろうか、他は想像以上にピンとこない味だった…。

疲労と充実の等式

王府井駅前 [by ViViCam5050]

長かった一日の締めは、昨日のコンビニで手に入れたビールとレッドブル。何かをやり遂げたような達成感に包まれながら飲むビールは、いつもより数段おいしかった。

身体は限界寸前なのに、不思議と心は満たされている。そして、この疲労がむしろ充実感を与えてくれるという不思議。肉体と精神の奇妙な均衡に感謝しながら、僕は明日に備えて静かに眠りに落ちた。

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